【北海道キャンプ旅2018】北海道胆振東部地震の被災者となる

今年で3年目となる北海道キャンプ旅

仕事のヒントを見つける旅として今回

も計画してきました。

 

地元、栃木を出発し新潟港へ向かう

今回のフェリーは台風の影響で出港も

到着も遅れるとフェリー会社から連絡を

もらっていたんですね。

 

僕たちが北海道に行くときは必ず自然災害

が起こっていて今年は何が起こるのか?

もう台風も過ぎ去ったし大丈夫だろ!

それとも、別な何かが起こるのか?

冗談でそんな話を奥さんとしてました。

 

まず、1回目の旅では豪雨によりポテト

チップスが無くなるかもしれないという

大洪水があった。

2回目は台風の影響で倒木や各種被害が

あり北朝鮮のミサイル発射の初日に旅

が始まった。

 

こんな経験をしてくると今年は何事もなく

旅ができるだろう!と素直に思うことも

できず冗談反面、ちょっと心配でも

あり・・・・

 

そんなことを考えながら新潟港に向かっていた。

新潟港に到着し手続きをし車内で待機

いつものように写真を・・・

 

 

 

 

 

新日本海フェリーです

 

 

 

 

 

 

 

今回はルーフバックを搭載し釣具を

入れてきました。

こんな風に楽しみいっぱいの気持ちで

フェリーに乗船

 

フェリーの個室で昼食を食べてくつろぎ

夕飯も個室で。

翌日に備えて早めの就寝としました。

 

そして起床したのが朝の6時!

部屋のテレビをつけると・・・・

午前3時頃に北海道で地震があったとの

報道。まだ眠気が冷めない目で画面を

見るとかなりひどい地震の被害が!

 

地崩れや液状化現象など。

その後、飛び込んできた情報は北海道

全部が停電していると言う情報

 

少し目を覚まそうと船内の喫煙室で

楽器奏者の女性の方と雑談し小樽も停電

でどうにもならない状況だと話を聞いた

お互い気をつけてましょう!とその場を

離れ下船時間が近づいてきました。

 

そして下船時間になり小樽港へ降り立つ

信号もなにもかも機能していない

僕の車もガソリンが少なかったことから

ガソリンを入れないと動けない状況!

 

選択肢はなくとりあえず、ここと思った

ガソリンスタンドへ入った。事情を説明し

スタンドで待機させてもらうことに!

待っている間に念の為と思い食料の調達に。

 

スタンドの隣にホクレンのマーケットと

ツルハドラッグが電気のつかない中、営業

していた。

約3時間列に並びドリンクやお菓子

カップラーメン等、燃料アルコールを購入した。

 

ちなみに水とCB缶は真っ先に売り切れたとのこと

そんな準備をしながら、夕方にはガソリン給油が

できるのでは?と思っていたが結局は通電されず

そして給油もできず・・・・

 

スタンドの所長さんにお願いし、その日はスタンド

でキャンプをすることになった。もちろん初めての

経験。明日には通電されるだろうと思いながら

テントを設営した。

 

 

 

 

 

設営後はこんな状況です。この日は食事を

1食しか食べていなかったのでとても空腹

でした。

 

幸い自宅からお米は持ってきていて

手持ちの缶詰と昼間購入した缶詰で夕食

スタンド内では火は使えないのでそこから

離れてご飯を炊いた!

 

この時活躍したのがアルコールストーブです

CB缶用のバーナーとCB缶は数本持っていたが

先を見据えた時、入手しやすいアルストを使用

しようと思った。

 

まずは、それで2合のご飯を炊き、焼き鳥缶を

温めて夕食の準備ができた!

 

 

 

 

 

こういう状況では食事をできることが何より

も嬉しく元気がでる!食事の後、道路に出て

周囲を確認すると数件、電気が点灯している

家が増えた!

 

明日は通電し給油できるだろう!

そう願っていた。日中は携帯電話も混戦して

繋がらず夜になり電話もできるようになって

きた。

 

そして業務を任せてきたうちの専務に

電話をして状況を説明すると今回はとにかく

帰って来るよう言われその方向で検討する

ことにした。

 

電話を切り明日、給油ができたら函館に向かい

函館からフェリーで青森か大間に渡ろうと

いろいろ調べていました。

 

で、夜はスタンドも閉まっているのでトイレが

大きな問題だったのですが日中の暇な時間に

交番が近くにあることをチェックしておいた

ので夜は交番でトイレを借りて用を足しました

 

翌日の通電を期待してその日は就寝!

翌朝を迎えました。昨晩から近所の方

とも積極的に話をしていたので朝も

おはようおざいます。

 

今日は電気が、来ればいいですね!

なんて雑談してました。

 

 

 

 

 

翌朝のテントサイトです。

朝6時頃、所長さんが出社し電源を入れて

見るがまだ通電されていない。この段階では

期待が外れてしまう。

 

仕方なく近くのすでに通電されていた

コンビニに朝食を買いに行くと棚には全く

食料がない。そんな時、たまたまパンが

入荷してきた慌てて2人分の朝食となる菓子

パンを購入

 

レジにて、旅に来てガソリンが入れられず

スタンドに泊まっていた話をすると、もしかして

テント張ってあったスタンドの人?と聞かれ

僕たちだと伝えると労いの言葉をかけてくれました

 

これで朝食は確保!朝食後、近くにほくでんの

車が来たのでスタンドのスタッフと呼び止め状況

を聞いて見ると今日中に道内の8割の通電を目指す

がどこが通電されるか把握できていない!という

こと。

 

要するに、送電経路をきちんと把握できていない

ということ。とにかく電気を送り通電される割合

を8割にするという内容でした。ちょっとこの段階

で下手したら残りの2割に入るかもしれないという

状況です。

 

そんなこと言っても仕方ないので僕は歩いていける

範囲で周辺をチェックして回りました。すると休業

していたはずのお弁当屋が営業している!

慌てて、奥さんを連れて昼飯の調達に!

無事に昼飯を食べることができました。

 

ただ、時間が経つに連れ今日も給油できない

かもしれない!という予測が・・・・

そして、また慌てて弁当屋さんに夕食の弁当

を買いに言った。

 

そこでお店のおばさんに

事情を説明すると頑張ってな!という言葉と

一緒にザンギ(唐揚げ)を1個多く入れて

くれたんです。嬉しかったですね!

 

結局は予想があたりその日の夕方も通電せず

スタンドのスタッフの皆さんは業務を終え

帰宅。うちの奥さんは精神的疲労がピークに

僕がいろいろ説明し励ますも回復せず・・

とりあえず今晩もテントを設営しなきゃ!

 

ということで設営していました。

テントが設営し終わった直後・・・・

近所に住むお母さんとその息子さんが

うちの奥さんと話していました。

 

どうしたのか?と思い僕がテントから

出て行くとナント・・・

差し入れをしてくれたのです

 

差し入れをくださったお宅もまだ

停電している状態で決して安心できる

状況でもないのに旅に来て被災者と

なった僕たちを気にしてわざわざ

ホッケを焼き、おにぎりと葡萄を持って

来てくれたのです。

 

何というのでしょう?

嬉しいし感動するし、胸は熱くなるし

ご家族の心温まる行為が酷く凹んでいた

うちの奥さんの気持ちに明るい火を灯して

くれました!

 

すっかり元気を取り戻したのです。

本当に助かりました。感謝感謝です!

その日の夕食は一番のごちそうでした。

 

 

 

 

 

 

 

いただいたホッケです!アツアツでした!

 

 

 

 

 

 

 

おにぎりとデザートの葡萄!

この段階で夕食はザンギ弁当と

差し入れしていただいたものがあり

翌日のことを考えました!

 

そして、おにぎりは翌朝の朝食に

その日の夕食はザンギ弁当とホッケ

デザートに葡萄を食べることにしました!

 

この日の夜は幸せいっぱいの食事をすること

ができました。すっかり元気になった奥さんと

寝る前に交番にトイレを借りにいきました。

 

交番は不在で電話で本署に電話し事情を説明すると

パトロールから今、戻るから待っていてください!

少しすると、交番に担当の方が戻ってききて無事に

トイレを借りました。

 

お礼をし、戻ろうとすると、ちょっと待って!と

声をかけられ振り向くと、こんなに私達も食べ

られないから是非持って行って食べてくだい!

と焼きそばを持たせてくれました。

 

いや~びっくりしました。

それでも有り難くいただいてきました。

 

 

 

 

 

 

 

戻って22時30分頃スタンドの周囲の家にすべてに

明かりが点灯しました!よしっ!明日は給油できる

と確信に変わりました。

 

そして安心して眠ることができました!2日目に

なるとスタンドでのキャンプも結構快適なもの

でした。翌朝5時50分起床しテントを片付け

所長を待った。

 

予想通り機器に通電され無事に給油することが

できました。給油後は差し入れいただいたお母さん

のお宅に顔を出し改めてお礼をし、また来年改めて

お礼に伺うことを伝え別れました!

 

スタンドに待機してから48時間をそこで過ごす結果

となりました。予期せぬ状況でしたが、思えば

なんとか切り抜けることができました!

 

その切り抜けられた理由を僕なりに考えて

以下のような事実としてまとめてみました。

 

1.必ず食材は少しでも手持ちで持って行く

2.火器はアルコールストーブがあると便利

3.近くの交番などを探しておくこと

4.出来るだけ多くの人に話かけること

5.その状況を自分なりにプラスに捉えて

楽しむこと

6.近所をこまめに歩いて変化を感じること

7.ポータブルバッテリーを持って行くこと

この7項目は僕の実際に持っていたもの

と意識した行動で以下がその理由です

1.は食材確保が大変なので少しでも食が採れる

ようにすること。

2.は被災時、空いているお店はスーパーの一部や

ドラッグストアでしたが一番先に売れるのが水

とCB缶でした。

 

燃料用アルコールは誰も購入せず在庫があり

買いやすい

3.は地域の状況を聞いたりトイレなど借りれる

4.は互いの立場を共有することで詳細の情報が聞け

たり手助けしていただける

5.は前向きに捉えないと先が見えない状況に気持ち

が負ける

6.は食材など時間が経つにつれて無くなる物の補充

ができる

7.はSNSでの情報やネット情報を常に確認するため

のスマホの電源を確保する

8.何より一番は僕がキャンパーであったこと

これが全てとは言えませんが僕の体験による

必要なものです。

そしてSNSで繋がっている方々にも沢山の

情報や励ましの言葉をいただきました。

 

いつ誰がどこで?思いもしない災害に直面するか

わかりません。あくまでキャンプ旅で地元では

ない場所での話しですが、僕の体験がみなさんの

役に立てば本当に幸いです。

 

その後は無事に函館から青森に渡るフェリーの

予約も取ることができ、函館に向かいました。

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